皆さんこんにちは、先ほど当店のホームページに最新入荷情報を載せましたので見てみてください。
まあホームページからこのブログに飛んでいる方が多いとお思いますので知っているとは思いますが。
しかし入荷が少ないですね、多ければいいってもんでもないですが少ないです。
内容は一見地味ですが珍しいといえば珍しい内容ですので見てみてください。
好みですので判断は皆さんにお任せします。
さて前回はロレトエンシスの流れからアルマータスの話になりましたので今回はそのままアルマータスでいかがでしょう。
だいぶ前に私は雑誌にも書いたのですがそのころより少し状況も変わっていますし、またその雑誌を見ていない方も多いと思いますのであくまで参考程度に読んでください。
ただ写真がないのでイメージで読んでくださいね。
ではアルマータスはペルー、ブラジル、コロンビア、ボリビアにまたがって生息しています。
よくオガワエという名前を聞くと思いますが基本的には全部アルマータスです。
この話は有名ですがブラジル在住の小川さんという方がブラジルのプルース川上流で発見してつけた名前で。
しかしあくまで通称名ですがこの通称名は結構有名で洋書などにもogawaeなんて書かれているぐらいです。
各地域ごとに生息しているアルマータスはぱっと見同じ形ですがよく見ると微妙に色合いや体型など違っています。
記載地はペルーのHuallaga川となっていますが私の知る限りこの川からはきていないと思います。
前回も書きましたが通称ペルーハイフィン・アルマータスは最近きていなく、数年前に当店が輸入したのはブラジルとペルーの国境あたりで採集されたタイプです。
名前の通り体高も高くよりハイフィンで色合いも灰色が独特です。
ただ大昔私はこれ以外に1~2タイプは混じりで見ているのでそれがHuallagaなのかどうかはわからないがペルー内にもまだ存在すると思われます。
次にコロンビア産ですがコロンビア産と言ってもペルーとの国境のプトマヨ川ですので産地だけ見るとペルー?コロンビア?どちらでもいいですが輸入ルートはコロンビアが多いようです。
もちろん形も独特で色合いなんかは文章では表現しにくいですが普通の灰色?ですかね?
1時期たくさん入荷して結構安値で販売されていたこともありますね。
最近は以前ほど入荷は少ないようです。
では次はブラジル産ですが先ほど出たプルース川の上流で小川さんによって発見されたのが最初でその時のインボイスはプルースⅠでもありましたね。
今でも私はそのときの個体を覚えていますが最近みるオガワエとは全くの別物です。
簡単に表現すれば体色は白く吻先から頭部、背びれの刺状全部が真っ黒でしたね。
おそらくはじめの発見場所と大量に採集できる現在の場所が違うということだけだと思いますけどね。
ただ漁師は数を採ってなんぼですのでそんなこと気にしてられないですね!
1時期ここのオガワエも入荷がなかったのですが数年前に漁師が行ってくれたおかげでたくさん入荷していますが、またいつ入荷が途絶えるかわかりませんね。
ではそこから地図上で少し下に下がるとボリビアとの国境にアブナン川というのがあります。
ここにもアルマータスが知られていまして、当店にも少し前までいましたオガワエ(アブナン)ですね。
学術上アルマータスとして博物館にこの川の個体が展示してあるとある方のホームページで見ましたが、この川のタイプも古くから知られているようですね。
しかし日本へはほとんど入荷していなく過去当店には3回のみだけです。
飼った方の話ではこの川のアルマータスが1番活発で前に出てきてくれると評判の個体でした。
その方もいろいろな産地の個体を飼っていますのでよくわかるようです。
しかしその話は他の方も同じことを言っていましたので産地により多少は性格も変わるようですね。
これは飼育してみないとわからないことですのである意味勉強になります。
最後は同じボリビアのオガワエで通称オレンジ・オガワエですね。
名前の由来ははじめに採集したときにオレンジぽかったんでしょうけど飼育下では全く別の体色になりますね。
アブナン産が国境だとすればオレンジ・オガワエが内陸のタイプです。
ボリビアの内陸を通っている有名な川にマモレ川というのがあります。
オレンジ・オガワエはそこで採集されています。
私もこのタイプはあまり扱ったことがないため詳しくは語れないですがアブナン産と比べると全く体型や体色は別のタイプです。
ただ正直アブナン産のがオレンジ色は強い感じがしますね。
いかがでしょうざっと紹介しただけでも5タイプはいますよね?
ハイフィン、猫目と人気の高いアルマータスですがこれだけでもコレクション性がありますよね。
当店のお客さんでも今回紹介したのを全部飼育しているという方もいるぐらいアルマータスファンは多いですね。
チャオチャオ