皆さんこんにちは、今回の最新入荷情報は当店ホームページに載せますので見てみてください。
また在庫表などは明日以降のアップになりますのでご了承ください。
あと3月21日(日)はお休みさせていただきます。
ただし22日(月)祭日はやっていますのでご来店の皆さんお待ちしております。
今週の入荷もそんなには多くはないですがその中で1点ご紹介させていただきます。
やはりセミアキというわけにはいかなかったですね。
また機会を見てセミアキ系を書きたいと思います。
前回のフォーレリィはロング好きでなくともなかなかのご好評をいただきましたありがとうございます。
では本題ですが今回のコリドラスも名前は私は勝手に変更してつけています、まあ見た目そのままなんですけどね。
名前はラージスポット・カネイです。
確か当店がオープンして約5年の間に1度このタイプは着ていますので数年ぶりの入荷ということになりますね。
前回は結構なご好評をいただいてことを覚えています。
カネイというのは皆さん知っていると思いますが別名アトロペⅡなどとも呼ばれ比較的安価で出回っています。
そのよく出回っているタイプはブラジルのネグロ川を途中で分岐するリオ ブランコの上流に当たる大きな町ボア ビスタ周辺で採集されてマナウスまで運ばれて日本へ輸出されます。
ここでうんちくを2つほど!
1つ目が雑誌などでよく書かれていることだと思いますがネグロがブラジルの言語ポルトガル語で黒や黒人。ブランコが白という意味です。
私もその分岐点は見たことがありますが本当に黒い川から白い川に変化します。
2つ目はロングの方式?(そんなにはないですが)がこのカネイにもありまして、ショートがカネイ、セミロングがクリムメニィ、ロングノーズがブロッキィ(本物)というわけですね。
たまにクリムメニィもまとまってきますがここ最近はあまり見られません。
またカネイのロングタイプのブロッキィに限ってはほとんど入ってきませんが、大昔ロングノーズ・リオブランコと言う名でまとまって着たこともありますね。
確かこの辺がブロッキィの記載地にもなっていると思いました。
実は私は1度だけ混じりで抜いたことがありましてそのときはカネイとクリムメニィが入っている中にブロッキィを1匹見つけたことがあります。
そのタイプがアクアマガジン33号の32ページの下から3番目の個体ですね。
少し背びれが曲がっている個体です。
その後記載地で採集されたとされる個体がまとまって入荷しましたが明らかにタイプが違いました。
あくまで個人的は混じりのほうがより本物に近い感じがしましたね。
あとカネイは結構生息地も広くさらに上流のガイアナやブランコ川とネグロ川の間の支流にもいると聞いたことがあります。
以前来たガイアナ産カネイはスポットは細かかったですが地肌色は白くて綺麗でしたね。
でも模様や作りはカネイですね。
話を元に戻すと今回のタイプはカネイはカネイでもインボイスが少し違っていましたし(あえて書きません)また価格も少し高いようです。
そう考えますと本来のカネイが採れる場所からさらに上流や奥地で採れたと考えられます。
これまた私の推測ですが同時入荷のデュプリカレウスも少しタイプが違うため、もしかしたらカネイも近くまたは途中で採集されたのかも知れません。
ではここで写真を見てください。
いかがでしょうか?
写真の個体は中でも特徴的な個体を紹介しましたのでラージスポットですがもう少しスポットも細かいバリエーションもあります。
あと体型などにもバリエーションが見られますね。
何かまとまりがない個体群ではあります。
まあ写真など見てビビビっと来た方はご連絡お待ちしております。
チャオチャオ