今回はサンフランシスコ川への採集旅行で採集した
星の形をした水草について、当地自生地の環境の
映像を添付しました。
分水嶺付近の山間から噴出した地下水が清流をつくり
高原地帯を流れ始めて、小川を形成する。そこに人間の
通過する道路が建設されると、その盛り土がダムの役を
になって、小さな水溜り(ビオトープ?)を作り出す。
その水溜りには下流から魚が上がってきたり、水草なども
鳥や獣の媒介でいつの間にか自生を始めることになる。
今回の採集でも、車でそんな水溜りを通過するのであるが、
今回はそんな国道を990kmはしって、たった1っ箇所だけ
綺麗な水溜りを発見した。
幸運だったと思う。
採集した小川のの河川名を書いた立て札のは
「corrego bananal」バナナ川と書かれていた。
今回発見できたこの2種と思われる、ケヤリ草とエリオカウロン
(星草)を、それぞれ
ケヤリ・バナナ川、 エリオカウロン・バナナ川 という名称で
呼んでみたい、と筆者は思っている。
最初の写真は、道路から見下ろした自生地。
2番目は岩肌に密着している星草
3番目は付近の地上の水草の様子