Cバデリ

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2024年 4月
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定休日

皆さんこんにちは、フィラメンやシパリでは少々内容のない事を書いてしまい申し訳ありませんでした。
今回は真面目に書く予定です。
結局セニョールだけが大喜びで尻尾をバサバサ振っていたようです!
本人いわく公開処刑だそうです。
そうそうプレゼントしたフィラメンは関西方面で回遊しているとの噂です(笑)

では本題ですが今回はバデリについてです。
今から20年以上前には普通に見られた種類のようで(私は見たことがないです)当時の雑誌などの広告にはたくさんの群栄が載っていました(ウチダ熱帯魚など)
しかし当時は今のように産地や便名など細かく気にしてなく一体どこから来たのかは分かっていません。
簡単に言うとバデリは2ヶ所から記載され1つがブラジルのパラ州のパル河、もう1つがスリナムのオエレマリ川です。
しかしパル河が2ヶ所あり東と西の川で記載地は東側のパル川です(地図上の左)
あくまで地図上の話ですがスリナムとブラジルは基本的に隣接しています。
しかしその国境は標高が高く恐らく非常に寒い地域と思われるので魚はほとんどいないです。
予想では大昔はその部分がフラットで川などは繋がっていて、地殻変動などで盛り上がりスリナムサイドとブラジルサイドに独立したと思われる。
その為バデリのように両方に似ている種類が存在すると思われる。
特にボンディ系は多そうです。
20年以上前に来ていたタイプがどこから来ていたのかは分からないがおそらくスリナムからだと思われる。
実際大昔にはスリナムに輸出業者も存在しマイアミなどにバンバン輸出していたようです。
それが日本へ来ていたのでしょう。
その際に一緒に来ていたと思われるのがコペナメンシスですね。
コペナムについては気が向いたらいずれ書きたいと思います。

ではここ最近来ているバデリはというと記載されている産地とはかけ離れているルーシー川のようです。
ルーシー川はコランタイン水系の中流の大きな支流の1つです。
そう考えるとオリジナルではなくニュー又は別種などになります。
そこまでこだわらなくてもいいと思いますが、これまた地図上だとブラジルサイドのパル河水系とルーシー川水系が比較的近いようなので大昔は何かしら関係した可能性もあります。

ではスリナムサイドのオリジナルのバデリは?
シノニム(旧名)がオエレマリエンシスとも呼ばる通りオエレマリ川なのですが、水系的には真反対のフランス領ガイアナとの国境のマロウィネリ川の上流水系です。
実はここは私がスリナムに行く際に採集候補地になっていたのですが非常に遠い為断念しました。
もしここが大昔来ていたバデリならばルーシータイプとは違って体高も高くコロコロしているタイプです。
そしてパル川のは未入荷の為是非見てみたい魚の1つでもありますね。
おそらくルーシーのタイプのように体高も低いと思われます。

色々書きましたが私もまたわけがわからなくなってきました。
皆さん地図でも見ながら楽しんで下さい。

チャオチャオ

 

 

 

 

 

 

熱帯魚ショップ店長を経験後、南米ブラジル・ペルーに単身渡航し熱帯魚の研究を行う。その後、日本へ帰国し、2004年12月にペスカドールをOPEN!
Written by Teruo Noguchi

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