ウルグアイ国境からブラジルの南部3州がリオグランデ・ド・スール、
サンタカタリーナ、パラナと続いて4番目にサンパウロ州になります。
サンパウロからこの3州を見ても、南部3州となります。
ブラジルは南半球ですので、日本とは逆に南が寒い地方です。
ですから南に行く、というのは寒い地方に行く、という感じで日本から
来たてのころは、この事実に戸惑ったものです。
この南部3州にはヨーロッパからの移民が多く、サンタカタリーナには
イタリア人移住地やドイツ人移住地が多く点在して、山岳地帯の細い
山道を運転していると、もりに続く細道から突然金髪の可愛い娘さんが
でてきたりするので、ドキっとすることがしばしばで、これを楽しみに
走っている、ということもあります。
山岳地帯の沢を流れる清流を探して、クリスタル水のそんな中に流れに
緑色に水色を変えているエキノドルスを探すのですが、冷たい水に足を
冷やしながら歩くのは最高の楽しみです。
そして、そんな川の底に生えている水草を根茎から抜き取る楽しみには
格別のものがあります。
そんな川が、次に訪れたときには雨季だったりして、今回の日本の津波
ではないですが、水深がはるか10m以上上がってしまっていて、茶色の
濁流と変わってしまっている同じ川に、唖然とさせられるのです。
次回に採集写真などを探してはりつけます。