南米大陸のブラジルという国について考えてみよう。
日本で暮らしていると、ものの見方がどうしても自分の
国の規模で考えてしまうのは、仕方がないと思う。
その物指しでは考えにくいのであるが、ブラジルの面積
は851万へーホーkmで、37万へーホーkmの日本の
約23倍の面積、日本が23個入る計算の広さだ。
アマゾン河の総延長距離は6500kmで、日本で一番長い
信濃川が367kmといわれているから、単に17倍といえるが、
その支流には総延長距離1000kmを超えるものが12本
以上も存在している。
要するに、アマゾン低地面積だけで日本の15倍、といわれて
いるわけで、そんな面積を 「ブラジルは」とか 「アマゾンは」
という表現では、けっして語りきれるものではない、という
ことを知ってもらいたい。
語りきれるものではないが、過去20年以上にわたって南は
ウルグアイ・アルゼンチン国境から北はギアナ、ベネズエラ、
コロンビア国境地域まで旅してきたので、その辺りの解説を
したい、と考えている。
ご質問のある方には、分かる範囲でかきますので以下の
アドレスにご連絡ください。
現地での体験をもとに、お答えしたいと思っています。
写真は、マナウス前方アマゾン河支流ネグロ川に架かる橋の今年2月の映像です。